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ご挨拶

Webとモバイルインターネットの導入や運営に関してのコンサルティングと、制作開発を提案する株式会社デジレントサーブを経営しています。経営のみならず、Webを通じて知り合った人や情報などを綴っていきたいと思います。

プロフィール

2009年4月アーカイブ

ディレクター視点

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 最近特に制作会社や開発会社さんより、何か仕事があれば依頼をもらいたいという
営業を良く受ける。その中で会おうと思う会社さんと実際会って話をします。弊社は
基本外注先には出さず、弊社社内で対応をするという姿勢を取っていますが、
弊社とスタンスが似ている優秀な会社様と出会った場合は、ご紹介という形をとる
ことがあります。

 その中で実績や価格はもちろん伺いますが、お会いする際にお願いしている
ポイントが一つあります。

「制作と開発の担当者さんと会わせてほしい」

という依頼です。

 これだけ同業だけでも無数にある状況の中、その会社さんの強みを知る指針として
制作と開発の実作業者がどれくらいディレクター視点で仕事をしているか
というのを僕は大事にしています。逆に私が最も懸念してる点は、システムエラーや
不具合よりもヒューマンエラーによる致命的な問題の発生です。

私の経験では、プロジェクトには仕様の問題よりも、何らかの事情や原因が
必ずあるということを体感してきたことと、後者のケアを考えている企業が
少なかったということが、デジレント創業のきっかけになりました。

 ディレクター視点はただ単純に、依頼をされたものを作るのではなく、その時々の状況
で自分が作業をするべきか、誰かに依頼をして動いてもらうか、ゴールがぶれてないか
など臨機応変に対応を考える視点をさします。技術的なスキルは当たり前。プラス要素
として、ディレクタースキルも必須だと創業当初より大事にしてきた姿勢です。逆に
技術ありきでプロジェクトが一向に進まない、意思の疎通がとれない、挙句の果てに
できないという回答をする開発会社などを嫌というほど目の当たりにしてきました。
システムの不具合よりも、そういったヒューマンエラーが実に多い。今後弊社も人員
が増えていくと思いますが、まずディレクター視点を大事にすることで、ヒューマンエラー
の少ない企業を一層強化していきます。 

クライアント100%

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 僕個人の仕事として、同業他社のアドバイザを依頼されることもしばしば。
とあるコンテンツ系企業の社長から、入社2年未満の社員教育と管理者スタンスとして、
どういう教育をすればよいかという相談を受けました。良くすべての仕事で見られるのは、
仕事を進める上で、いろいろな関係各社や人と関わることにより、誰の意見を優先的に
すすめ、どういうプライオリティで動かせばよいかという判断に迷ったり、上司に相談を
し、アドバイスをもらった内容も実行が出来ないという「どん詰まり」の状況に陥るシーン。

「やれる仕事ややりやすい仕事を優先させるべきか、やりにくい仕事を優先させるべき
かどっちだと思います?」と聞かれたので、

「強いて言えばやりにくい仕事からでしょうか。が、あまりそこは関係ないと思います。」
と返答しました。

 結局は100%クライアントに対して向いているかどうか。もしわからなかったら
クライアントに聞けばよいし、抵抗があるならば「クライアントにとってベストは何か」
を考えたり、助言を上司にもらったり、誰かに依頼をしたり、本読んだりすればよい
と思いますね。調べるのもクライアントのため、依頼者のため。結局100%クライアントに
向いている相談を誰かしらにすれば、実行性のある答えが出ると思います。

二年未満の社会人に最も多い優先順位

自分>社内>クライアント

全く逆が真なりと理解し、仕事を進行管理・調整(ディレクション)出来ないのは
何の仕事でも致命的です。

また、100%クライアントの意見(内容にもよりますが・・)をくみ取って、支援を
行っていることに対して誰が反論できるのか。また、上司への相談がしづらい
というのも2年目辺りの社会人には多いですが、内容がクライアント視点での
努力や成果が見られるものに対しては、時間無く忙しそうでも全力でバックアップ
してくれるもんです。怒られる人は、上記不等式で相談や成果を考えている
ケースがほとんどです。

デジレントでは、上記スタンスでのディレクションマインドをすべてのスタッフに必須だと
強要しています。スキルの前に、クライアントの信頼をまず付けないと。逆に社内から
いろいろ言われても、クライアント100%の姿勢で動いている人は、魅力ありますし、
何故か社内からの評価も後から付いてきたりします。
僕の尊敬する某社の社員は、クライアント100%を貫いて社内スタッフに無理を言いまくって
ますが、結果が付いてきてしまうので、経営陣からの評価はもちろん良く、社内飲み会や
イベントでは、いつも中心の人気者だったりします。そんなもんです。

採用

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 先日某WEB制作会社にいらっしゃる方に、デジレント入社に関してのご質問を頂き
ました。とてもうれしく、ありがたいと思うと同時に、戦力が来てくれることは全然ウェルカム
だということは当然伝えました。

僕の考える採用はいろいろ求める項目はありますが

・顧客第一かどうか。
・意思決定ができるスキル、キャリア。一番大事な姿勢。
・クライアントに出せるかどうか。

あとは何の技術スキルを持ってるかどうかは二の次って感じです。
もちろんもっているにこしたことはありませんが、上記視点を持っている
人は技術スキルもツールとして持たないとやっていけないことを知っている
と思うからです。

いずれにせよ、視点が同じ人と仕事ができることほどうれしいことはありません。
 久々のスマッシュヒットだった本でした。言い回しは違えど、どの本にも根本として
書いてあることは一緒。成功されている人やスマートに生きている人の原点や思想は
一緒だったりしますが、この本も「自分が」「自分は」と思って頑張っているつもりの人も、
自分以外の第三者へ影響力がなければ、部下も持たされることなく、
いつか報われなくなると言う仕事の原理原則が、自身の評価や給与をあげるにはという
視点で書かれています。

 それをリーダーシップと言ったり、他人視点と言ったり、気配りとか言ったりしてますが、
そういう思想論的なアプローチが宗教的で嫌だという人にはうってつけの本だと思います。
特に若いうちからこの原則を知っているのはとても有益です。

 僕も同様の考え方を持っていますが、もっと簡単に言うと組織で生きてく以上他人に
影響力がないといずれ頭打ちがくるってことです。組織では喜怒哀楽すべての原因は
他人からです。逆に不満や不安も今の厳しい世の中を生きているとどうしても出てき
ますが、それも徒党を組めるくらいの影響力がないと、いずれ孤立します。

 様々な企業で仕事をさせてもらいましたが、若いうちにその原則を知ったのは大きかった
と思いますし、知らずに過ごしている頑固な評論家は孤立と無評価が待っているの
も見てきました。また、年齢や経験を積むにつれて、意思決定の出来る生産性や影響力
の高い部下がどれだけこの人から育つのかという軸が評価のすべてとなります。
それは企業の役員人事などが、派閥の意見や推薦をベースに組み立てられたりする現状
を見ても明らかだと思います。優秀な人材からの推薦が多い人が、評価が高いに決まって
いるという現実。

 社内でも前に言ったかと思いますが、僕は派閥歓迎派です。というか強い
組織は社長派、反社長派、役員、部下、同世代組の派閥など、
自然に出てくると思ってます。が、派閥に属せない人、派閥を渡り歩いている人
はどんなスキルを持っていても、自分の頑張りに見合う評価や賛同は貰えず、勝手に
ストレスためて辞めてったなんて評価でほとんどの人が終わります。

 デジレントも今後派閥が出来たりするくらいの組織になって欲しいと思います。部下を
偉くしなくて良いので、影響力を持って他人を正論で引きつけられる人材なるための
マインドとスキルを伝えていって欲しい。経営よりでも逆でもいいので、影響力のある
徒党を組めるリーダーがいる派閥ね。 

断る力

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 本を大量に短い時間で読めるのが、唯一の特技だったりしまして、最近読んだ勝間
女史の『断る力』が結構シンプルですが、本質とらえていて数冊分の価値はあるなと
思いました。ちなみに、本を選ぶ際には一冊で、数冊分の価値があるかどうかで
選んだりしてます。彼女はテレビでコメンテータやるより、文筆家の方がいいですね。

 一般的にプレゼンテーションやネゴシエーションなど、「攻め」に用いられる能力として、
断ったり、提案して自分の想いを届けたりという手法として描かれていると思いますが、
本質としては、聴く、ヒヤリングするために使える能力でもあります。

 質問力が大事だといわれてますが、質問力の本にはあいづちの打ち方や、言葉の
使い方など、テクニックに関わるものが多すぎる。実際の質問力というのは、相手の
要望をしっかり聞くこと以上に、相談された内容に対して異なる意見を出したり、
代替案を出したりとそのまま鵜呑みにしない「断る力」が実は大事だったりします。

 デジレントでは、素晴らしいプレゼンよりも、素直に聞くヒヤリング能力を買っています。
が、ヒヤリング能力は素直に実直に「断る」ことも含まれているという訳で、プレゼンに
必要な知識スキルもヒヤリングに必要な知識スキルも実は一緒。知識がないとどちらも
出来ないということ、断ることもできないということですね。
 
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